最終更新日:2017/10/25

国内シェア70%!ベアリングローラー 東振精機

株式会社東振精機(以下東振精機)は、世界で数が少ない「ベアリングのローラー専門」メーカーであり、ベアリング内部の円柱状の部品(ころがり抵抗をなくすための部品)を生産している。
円錐型・円柱型・針状・棒状・球面ころ、中空ローラーなど様々な形のローラーを生産している。
※ころ:円柱状のもの。球面ころの場合は、上下は円弧を描いているが、側面(左右)は平らである。
※ベアリング:軸受とも呼ばれ、回転や往復運動する部品を滑らかに回るようにする部品。主に玉軸受と、ころ軸受がある。




この中で、円柱型ころ、球面ころにおいて国内シェアトップ(70%)を誇る。一部製品において世界シェア10%を誇る。


ベアリング構造(東振精機HPより引用)

これらベアリングのローラーは、非常に精度が重要である。少しでも精度が狂いガタがあれば、異音、異常摩耗や破損が起き、逆にきつすぎてもグリスが入らなくなり異常摩耗してしまう。非常に高度な適正のクリアランスかつ表面処理の良さが求められている。
高精度のローラーを安定的に供給するため、一部の生産設備を自社で開発・製造している。これは外販までしてしまうほどの技術の詰まったものである。

東振精機のローラーは、大手ベアリングメーカーや産業機械メーカーなどに納入され、各種軸受用ローラーとして使用される。その後、自動車用足回りのハブ・エンジン・ミッションなど、産業機械用減速機・モーター・カムフォロアなど、その他、などに組み込まれる。

会社名株式会社 東振精機
ホームページhttp://www.tohshin-inc.co.jp/profile/tohshinseiki
本社石川県能美市寺井町ハ18番地
従業員数約500名
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