最終更新日:2019/09/10

交感神経が優位になりすぎると起こる症状

ストレスや生活習慣の乱れ、体調が乱れにより自律神経のバランスは崩れます。そこでこのページでは、自律神経のバランスが崩れて、交感神経が優位になった場合どういった症状出るのかを紹介していきます。


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 交感神経と副交感神経

交感神経と副交感神経は、自律神経と総称されています。

自律神経は、循環、呼吸、消化、発汗・体温調節、内分泌機能、生殖機能、および代謝のような意のままに動かない体内運動をつかさどっています。つまり、生命を維持する根幹となっている神経です。

 交感神経とは

交感神経とは自律神経の一部を構成する神経系であり、激しい活動を行っているときに活性化します。走ったり、筋トレをしたり、緊張するようなことをしたときに特に活性化します。

これは、生物の生存競争で非常に強い役割を担っており、交感神経が活性化するからこそ、早く走ったり、力がいつも以上に出るようになったりし、獲物(食料)が捕れるようになるのです。

現代の一番わかりやすい例で言えば、新しいことをやったり、人前で話したり(プレゼンなど)、運動したときなどに心拍数が上がる現象が、交感神経が活性化した例です。

 副交感神経とは

副交感神経とは自律神経の一部を構成する神経系であり、交感神経とは対照的に心身を鎮静に導く役割を持っています。

交感神経は激しい活動を助けると言いました。ただずっと交感神経が活性化していると、精神的に疲弊したり、消化機能が低下したりなどしているため、生命維持のために交感神経で落ち着かせることが大切です。副交感神経が働くからこそ、リラックスできたり睡眠できたりし、疲れが取れます。また集中力や判断力が上がるため、生存競争では、どうやれば身を守れるのか・どうやれば獲物を多くとれるのか、いい案が出たり、良い判断ができたりします。

一番わかりやすい例で言えば、リラックスしているときに寝落ちしてしまった現象が、副交感神経が活性化した例です。

 交感神経が優位になると出る症状

交感神経が優位になると現れる症状は以下などです。

・血圧の上昇(抹消組織への環流量アップ。つまり筋肉へ酸素を多く送り、二酸化炭素を回収する)
・心拍数の上昇(抹消組織への血液環流量アップのため)
・皮膚の発汗
・立毛筋の収縮(いわゆる鳥肌)
・便秘(腸の運動が低下するため)
・瞳孔が開く
・喉の渇き(唾液の粘液性液の分泌量の上昇するため)
・覚醒(リラックスできなかったり、なかなか寝られなかったりする)
・冠動脈の拡張
・胃の運動が低下
・気道・肺の弛緩(しかん)(肺の筋肉を緩めて息を吸い込む)
・肝臓でグリコーゲンの分解の促進(グリコーゲンという糖を分解し血液にエネルギーを入れる役割)

まとめて言うと、身体活動(運動など)に必要な部分の機能が高まり、必要でない部分の機能は低下します。

「アドレナリン(=エピネフリン)が出ている」とよく言われますが、これは交感神経の神経伝達物質であり、アドレナリン(エピネフリン)が脳から出ることで交感神経が優位になり上記の症状が出ます。


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 交感神経が優位になる原因

 ストレス

なんといっても交感神経が優位になる理由で一番の原因はストレスでしょう。布団に入ってもなかなか寝られなかったり、リラックスできなかったりします。

急性なもの(人前で何かをするなど)で緊張したりするのは分かりやすいのですが、慢性的なものは少しずつ変化していくのでストレスによって自律神経が乱れているのかは分かりにくいです。

一番の指標は、睡眠時間の不規則性や、8・9時間寝ても眠気が取れなかったら注意したほうがいいです。

また、うつや抑うつ(うつの初期症状のようなもの)を発症している人は乱れていることが多いです。(※逆に自律神経が乱れているからと言って「うつ」とはなりません)

 生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れも現代社会において自律神経の乱れの原因の割合は多いでしょう。夜遊んで夜更かしをしたり、毎日毎日食事や睡眠の時間が違かったりすると自律神経が乱れてしまいます。

 自律神経の乱れを直す方法

風邪などと違い特効薬はないので、生活習慣を改善したりストレスに対する心理療法を行ったりします。
一応薬も効きますが、寝れないなどの症状を緩和するだけです。

ここでは、症状が重くない人のための自律神経の乱れを直す方法を紹介いたします。症状が重い方は病院で見てもらってください。

 生活習慣の改善

まずは、生活習慣を見直したほうがいいでしょう。一定の時間に寝て、一定の時間に起きる。なかなか寝つけないならば、寝る数時間前(寝る直前だと覚醒して寝れなくなってしまうため)に少し運動して疲れるようにするのもいいです。寝起きが悪い人は特に、朝起きたらカーテンを開け日光に当たり水を飲むことでしっかりと覚醒させたほうがいいです。

食事もしっかり時間通りとったほうがいいです。また、寝る直前も覚醒してしまうので避けて、数時間前に食べるようにしてください。

 運動

次に運動がいいです。運動はストレスの低減効果があります。30分程度の早歩きぐらいでもかまいません。これをすることによって、疲れやすさの低下、打つなどの精神疾患になる確率の低下(研究で週に合計60分程度の早歩きを行うことでメンタルが悪化する確率が14%低下)や、幸せホルモンの分泌など様々なメリットがあります。

特に自然を感じられるような広場や森などで運動をやることによって効果が大幅に増加します。(自然を感じれる大きな場所がなければ近所の公園でもいいと言われています)また、自然の中で本を読んだり筋トレをしたりヨガをしたりしてもストレスの低減効果があります。

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