最終更新日:2017/12/19

世界シェアトップ! 二輪(バイク)用ブレーキ(キャリパー,ABS,シリンダー) 日信工業

日信工業株式会社(以下日信工業)は二輪車の車両一台分のブレーキシステムを開発する世界で唯一のブレーキメーカーである。
二輪車用ブレーキマスターシリンダー・ブレーキキャリパー・連動(前後)ブレーキ装置・ABS・クラッチマスターシリンダー、四輪車用ブレーキキャリパー・ドラムブレーキ・リヤアルミナックル・エンジンマウントブラケット、Oリング(カーボンナノチューブ)などを製造している。
主な取引先は、本田技研工業、トヨタ自動車、SUBARU、ダイハツ工業、スズキ、ヤマハ発動機、いすゞ自動車、川崎重工業株式会社、三菱自動車工業、ハーレーダビットソン、BMW、ルノー、プジョー、クボタ(農業機械)など。


スポンサードリンク


二輪車用ABS(ブレーキ)

二輪車用ABSにおいて、世界シェアトップを誇る。
ABSとは、アンチロックブレーキシステムの略で、走行中ブレーキでタイヤがロックした場合、ブレーキ圧を弱め、ロックを解除する装置。最新の制御システムを搭載したものは、ロックする直前にブレーキ圧をリリースするものもある。ABSにより、急制動時でもステアリング操作を可能にし障害物の回避などができるようになる。また2輪の場合、ロックすることで完全にグリップを失う。それにより起こる、転倒やオーバーステアのような挙動を防ぐ役割もある。
タイヤロックした時とABSが働いているときの制動距離の差は、ABSの高性能化により、ABSが働いている時の方が短い。

ABSのベストな制御はロックする寸前を一定に保つことである。しかし、路面状況やタイヤ、ロックする信号や油圧を伝達する速度の関係上、非常に高度な制御が必要で、今現在も制御技術は発展途上である。


二輪車用ABS(HPより引用)


二輪車のブレーキ用マスターシリンダー

二輪車のブレーキ用マスターシリンダーにおいて、世界シェアトップを誇る。
マスターシリンダーとは、レバー等の力の入力を油圧に変換する装置である。レバーなどを握るとシリンダーが押され、ブレーキホース内の油圧を上昇させる。


前輪用マスターシリンダー(HPより引用)


ブレーキキャリパー

ブレーキキャリパーにおいて、世界シェアトップを誇る。
ブレーキキャリパーとは、ブレーキパッドを、ブレーキのディスクに押付ける部品で、パスカルの原理(物理法則)を用い小さい力でも、強力な力をかけることが出来る。

ブレーキオイルを高圧(制動時)で使っているため、少しでも傷があったり、大きさが狂ったりしていたら、部品の隙間からブレーキオイルが漏れ出て、最悪命にかかわってしまう。ブレーキキャリパーの製造には、非常に高い精度と品質が求められている。


ブレーキキャリパー(HPより引用)


会社名日信工業株式会社
ホームページhttp://www.nissinkogyo.co.jp/
本社長野県東御市加沢801番地
従業員数約1300名(単独)
約9600名(連結)
出典HP
関連リンク交通(車・鉄道・飛行機など)関連の世界シェア・国内シェア
世界シェアトップの日本企業一覧
国内シェアトップの日本企業一覧

スポンサードリンク


返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。