最終更新日:2017/11/24

世界シェア(!!%)!ショック(衝撃)センサ 富山村田製作所 HDDなど

株式会社富山村田製作所(以下富山村田製作所)は、セラミック発振子(マイコンのCPUへ基準となる信号 (クロック信号) を送り出す発振子)、圧電アクチュエータ(ステッピングモーターやボイスコイルモーターに代わる駆動源)、ショックセンサ (加速度 (衝撃) を検出する)の3つを主力製品として設計・開発・生産を行っている会社である。



ショックセンサ

ショックセンサにおいて世界シェア95%を誇る。中でもノートパソコンのHDDに使われるショックセンサはほぼ100%の世界シェアである。
このショックセンサは、規定以上の衝撃(加速度)感知し電気信号に変える電子部品である。

HDDに使われているショックセンサーの場合、ショックセンサから信号を送りHDDへの書き込みを停止しデータを守る役割を担っている。HDDのディスクとヘッド(書き込むための針のようなもの)の隙間は数十ナノメートル(1㎜の1/10000)単位しかなく、少しでもショックセンサーの反応が遅れヘッドをディスクにぶつけて傷をつけたりたり、必要なデータの上に書き込んでしまったら、データが読み取れなくなってしまう。つまり非常に速い衝撃感知性能・信号化が行うことができなければならないということだ。しかしノートパソコンにある程度の衝撃を与えてもほとんど壊れることはない。この凄さが富山製作所の技術力だろう。

ノートパソコンのほかに、デスクトップPCや、HDDレコーダー、外付けHDD、エアバックシステムの衝撃感知システム、歩数計、Hartmeter(運動活動量計)、ガラスブレークの衝撃検知センサ、モーターなどの異常振動感知システムなどにも利用されている。


会社名株式会社 富山村田製作所
ホームページhttp://www.murata.com/ja-jp/group/toyamamurata?intcid5=com_xxx_xxx_cmn_hd_xxx
本社富山県富山市上野345番地
従業員数約1400名
関連リンク世界シェアトップ(35%)!積層セラミックコンデンサ 村田製作所
世界シェアトップ!(70%)セラミック発振子 村田製作所
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世界シェアトップ(○○%)!EMI(電磁妨害)除去フィルタ 村田製作所
出典HP
本編 1. 北陸圏の産業の現状

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