最終更新日:2017/12/04

世界シェアトップ(!!%) 天然アスタキサンチン 富士化学工業

富士化学工業株式会社(以下富士化学工業)は、医薬品の開発・製造(受託も)を行っている会社で、過剰になった胃酸をすばやく中和して、潰瘍の原因となるペプシンの活性を中和、吸着によって抑制する「ノイシリン」、胃酸を中和するDCPA(無水リン酸水素カルシウム)に服用を便利にするために添加剤を入れた「フジカリン」、原薬と合わせると口腔内崩壊錠となる「エフメルト」などの開発や、食道静脈瘤治療薬の商品化などの実績がある。


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天然アスタキサンチンの生産量において世界シェアトップ(70%)を誇る。

アスタキサンチンとは、自然界に広く分布している赤い色素(カロテノイドの一種)で鮭やエビ、カニなどに多く含まれている。(動物は体内で作れない)抗酸化作用(細胞にダメージを与える活性酸素を消す作用)が非常に高く、ビタミンCの約6000倍、ビタミンEの約550倍、βカロテンの約40倍と言われている。そのため、眼精疲労や、、疲労予防、筋肉痛の抑制(運動によって発生した活性酸素を抑える)、自律神経のバランスを整える、老化防止、乾燥肌、動脈硬化、糖尿病の予防などに効果があるとされている。紫外線よって発生した活性酸素に対しては、特に相性が良く、メラニン色素を抑制してくれる。

富士化学工業は、世界で初めてテンネンアスタキサンチンの工業的屋内培養に成功したパイオニアである。アスタキサンチンがヘマトコッカス藻に多く含まれていることは知られていたが、純粋培養(他の種類を混在させない状態で、一種類だけ培養すること)が非常に難しかったが、1994年に培養が成功した。その後厳しい基準による品質管理体制のもとで、安全で高品質なアスタキサンチン原料として、国内外の健康食品メーカーや化粧品メーカーなどの製品に使用される他、当社が販売するアスタキサンチン製品に使用されている。このほかにも鶏に投与すると卵黄の色や産卵数の増加、魚などの色素の増加など様々な分野で応用されている。

会社名富士化学工業株式会社
ホームページhttp://www.fujichemical.co.jp/index.html
本社富山県中新川郡上市町横法音寺55
従業員数約420名
出典HP
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