株式会社マスダック(以下マスダック)(旧名 新日本機械工業株式会社)は、和洋菓子製造装置大手の会社で、和菓子から洋菓子まで様々な菓子類を製造するラインを製造しています。
主に、平鉄板や型に生地を充填する「充填成型機」、名の通りどら焼きを焼く「どら焼き焼成機」、生地をコンベア内で焼く「トンネルオーブン」、トンネル型蒸し器「ファインアップスチーマー」、コッペパンなどにジャムを充填する「自動サンド機」、焼いたり蒸したりしたものを冷やす「クーリングトンネル」を製造しています。
同社の製品で作れるものは、パン、クッキー、エクレア、ケーキのスポンジ、タルトケーキ、シフォンケーキ、カップケーキ、マドレーヌ、シュークリーム、どら焼き、ワッフル、まんじゅう、スイートポテトなど幅広くあります。※このほかにも多数。
また、大塚製薬株式会社が販売する「カロリーメイト」や、東京お土産で有名な「東京ばな奈」・「衣しゃ」、京都の株式会社おたべが販売する、「八つ橋」や「苺のモチフィーユ」、平塚製菓株式会社が販売する「焼き菓子」、米屋株式会社が販売する「どら焼き」、株式会社菓匠三全が販売する「萩の月」、株式会社モンテールが販売する「プチシュー」などの有名菓子は、マスダックの設備を使い製造しています。
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どら焼き製造器
マスダックのどら焼き機は、世界シェアトップ(90%)を誇る。
店の一角におけるくらい小さいものから、全自動のものは、1時間当たり最大で12,000個作れるものまで、幅広い製品をラインナップしています。
また、製造可能なレパートリーも多種多様で、金型や生地絞り機構の変更で、円形はもちろん、楕円型・葉っぱ型・巻型、小鳥型、栗型、アユ型などなど、様々な形や縞模様をつけたりすることが出来ます。また、こしあんの様な固い餡や生クリームのように柔らかい餡にも対応しています。そのため全国各地の様々なシーンで使われています。
店によって、どらやきの焼き加減・生地の量・餡の量が千差万別ですが、マスダックのどら焼き機は、それぞれの店の伝統にそって自動で作ることができます。また、生地充填量の正確さ、鉄板の温度制御、柔らかい生地を傷一つつけないでひっくり返すなどの技術に人が目につくことは少ないが、その一つ一つの技術やノウハウが、世界シェア9割を得れ、大手製造メーカーになれた理由でしょう。
製作可能などら焼き
会社名 | 株式会社マスダック |
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ホームページ | http://www.masdac.co.jp/j_index.html |
本社 | 埼玉県所沢市小手指元町1-27-20 |
従業員数 | 約260人 |
出典 | HP |
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