最終更新日:2019/09/13

スマホの充電器に緑の液体が!?これって何?

「充電器に何か不気味な緑色の液体がついていた」という経験はありませんか?何の液体だかわからずこのまま使っていいのか使ってはいけないのか分かりませんよね。
そこで緑色の液体について解説いたします。

 緑色の液体の正体は?

充電器に付着している緑色の液体は、可塑剤(かそざい)と言われるものです。

可塑剤とは、樹脂などの材料に加えて、柔軟性や耐候性を改良する添加物の総称です。
可塑剤を充電器の被膜(絶縁体)に加えることによってより柔軟性を持たせ、何回も折り曲げても断線がしづらくなります。逆に可塑剤が入っていない場合、折り曲げると絶縁体被膜が断裂し、内部のコード(導線)がショートしてしまい充電などができなくなります。つまり可塑剤があるからこそ、糸のようにしなやかで使いやすい充電器が生まれるのです。

可塑剤は、フタル酸、トリメリット酸、アジピン酸などの酸とオクタノール、イソノナノール、高級混合アルコールなどのアルコールを組み合わせた化合物(エステル)です。
用途により成分は違いますが、可塑剤は、電線の被膜の他に、食品用ラップや梱包材、壁紙、水道ホースなどにも添加されています。様々なものに使われていて、非常に重要なものです。


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 そのまま使っていいの?

可塑剤は絶縁体と言われているため、ある程度はそのまま使っても問題はないです。ただし緑色の液体(可塑剤)は絶縁体のため、端子についた場合は拭き取らなければなりません。そのまま使い続けると、電気抵抗により充電できなくなります。また最悪の場合、電気抵抗による発熱で火が出る場合もあります。

ある程度はそのまま使っても問題ないですが、線の柔軟性低下している可能性が高いです。さらに劣化すると、コードの柔軟性がなくなり被膜が割れたり切れたりし、充電ができなくなるので交換をお勧めします。

さらに、液体が手や布団、服に付くと落ちにくいため、緊急でなければ新しいものを購入しそちらを利用したほうがいいでしょう。

 備考

コードではなく、コード先端の端子やスマホなどの電子機器の端子に緑色の粉のようなものがついている場合があります。これは、銅の錆です。この錆びはひどくなればなるほど電気抵抗になり充電できなくなります。また、電気抵抗の増加による発熱や発火などが起きる可能性があるため、錆びを取り除けるなら取り除く、取り除けないなら交換しなければいけません。

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